社会人として働いていると馬があわない上司や嫌味っぽい上司っていますよね。
- もういっそ無視してしまいたい
- 関わるのが疲れた
こんなふうに感じている人も多いのではないでしょうか。
でも、関係を悪化させたくはないし、仕事に影響が出るのも嫌ですよね。
この記事では、うざい上司と関わるための対処法や考え方を紹介しています。
この記事を読み終わる頃には、うざい上司に対する関わり方や、「こういう考え方もあるんだ」という一つの手助けになると思います。
職場にうざい上司がいると感じる人の割合

「毎日毎日うざい上司と関わりたくない」
「なんで自分はこんなに嫌いな上司の元で働いているんだろう」
そんな風に感じる人は結構いるんですね。
実際に10代~60代の働く男女500人にアンケート調査を行った結果、「職場に嫌いな上司がいる」と回答したした人は73.2%いるという結果が出ています。
つまり、ほとんどの人が嫌いな上司がいるわけですね。そんな嫌われる上司の特徴を紹介します。
うざい上司の特徴

株式会社ビズヒッツのアンケート調査において、嫌いな上司の特徴第1位は「相手によって態度を変える」、2位は「仕事を押しつける/仕事をしない」、3位は「高圧的/偉そう」、次いで「気分屋」「自分がすべて正しいと思っている」という結果が出ています。
ほかにも、いくつかの典型的なうざい上司の特徴には、
- 不公平な扱い
- 人間関係に対しての無関心
- 自己中心的な態度
- 責任を転嫁する
などが挙げられます。
また、目先の成果を優先し、組織やチームのニーズよりも個人的なアグレッシブな目標を追求することもあります。
この記事を読んでいる方にも当てはまるものがあるのではないでしょうか。
「そんな人でも上司だから反論できない、反論したら関係を悪化させてしまう。」
こんな考えからいっそ無視してしまいたいと思いますよね。
うざい上司を無視してもいいのか?

結論から述べると、上司を無視することはお勧めできません。
職場では上下関係があり、それを尊重することが大切です。上司からの依頼や指示を無視することは、職場の雰囲気を悪化させる可能性があります。また、上司との良好な関係を維持することは、仕事のスムーズな遂行にもつながります。
もし上司に対して不満や問題がある場合は、適切な方法でそれらを解決することが望ましいです。
うざい上司の対処法・考え方

ここからはうざい上司の対処法と考え方を紹介します。以下の通りです。
- コミュニケーションを取り直す
- 話し合いをする
- タイミングを考える
- 上司との距離を置く
- サポートを求める
一つずつ説明します。
コミュニケーションを取り直す
上司とのコミュニケーションをうまくとるためには、明確な目的をもち、それを共有しましょう。
つまり、自分が上司に何を伝えたいのか、何をもらいたいのかを明確にしましょう。また、自分の考えをはっきり伝えることができるように、自己主張をすることが重要です。
ここでの注意点としては、上司には敬意を払うということ、そしてフィードバックを受け入れるということです。話をしている間は上司の話を聞いて、頷いて、理解しようとする姿勢を心がけましょう。また、上司からの指摘や批判は、自分の能力向上のために活用することが大切です。
話し合いをする
上司に対して、自分がどのような不満を持っているかを直接話し合って、解決策を見つけましょう。
上節で述べたように、自己主張をすることは重要です。しかしより良い話し合いをするには、聞くことを心がけるようにしましょう。
上司の見解や考えを真摯に聞くことで、相手とコミュニケーションを取りやすくなります。そして、その話し合いでした約束を守ることで、上司からの信頼を得ることができます。
タイミングを考える
上司と話し合うタイミングを選び、話し合いがうまくいく可能性が高い時間帯を選びましょう。
上司のスケジュールが空いているとき、または上司が話しやすい状態になっているときが適しています。また、話す内容が重要である場合は、事前に予約をし、上司が準備をする時間を与えることも重要です。
上司との距離を置く
積極的に関わること以外の方法として、上司と距離を置くことが挙げられます。
上司との距離を置くことで、自分の感情をコントロールし、問題を冷静に分析することができます。
そのほかのメリットとしては、
- 自分の考えを自由自在に表現できるため、自己成長に役立つ。
- 上司との依存関係から解放され、自分のペースで仕事をすることができる。
- 上司からのプレッシャーが少なくなり、ストレスが軽減する。
などがあります。
注意点として、ここでの「上司との距離を置く」ことの意味は「無視をする」ということではありません。仕事上で必要なやり取りは必ず行ったほうが自分のためにもなります。
サポートを求める
上司以外の人からのサポートを求めることで、問題を共有し、解決策を見つけることができます。
自分と上司、二人だけの問題ではなく周りを巻き込むことで様々な考えが見られるはずです。その中で、自分と上司、職場にとって一番良い解決策を取ることで今の状況より良くなるでしょう。
精神的に耐えられない、どうしようもない場合の行動

上記までの対処法ではどうにもならない。上司との関係、今の職場がどうしても耐えられないときは以下の選択肢があります。
- 休暇を取る
- 転職を検討する
休暇を取る
ストレスが溜まっている場合は、仕事のうまくいかないと思われます。なにより、休暇を取ることで、心身ともにリフレッシュすることができます。
従業員が少ない職場ではなかなか難しいかもしれませんが、自分の体調を壊す前に思い切って行動することも一つの勇気です。
転職を検討する
環境が耐えられない場合は、転職を検討することで、より自分に合った環境を探すことができます。
厚生労働省のデータでは、20代、30代ともに転職率は約3割ほどあり、珍しくもありません。特に30代ではなかなか厳しいと思われがちですが、終身雇用制度が崩壊しつつある近年では、まだまだ若いのでチャレンジする価値は十分にあります。
今までのスキルや実績を活かし、転職するのも一つの選択肢だと思います。
まとめ:うざい上司とはうまく関わりましょう

この記事では、うざい上司を無視してもいいのか、そしてその上司の対処法や考え方を紹介しました。結論を以下にまとめます。
- うざい上司でも無視するのはよくない
- うざい上司とコミュニケーションを取る
- うざい上司と距離を置く
- 休暇や転職も視野に入れる
上記に共通しているのは「自分が何かしらの行動を取る」ということです。
無視をすることは現状を維持、もしくは悪化させているだけに過ぎません。今はしんどいかもしれませんが、自分が行動することで後々自分のためになります。勇気を出して行動しましょう。
コメント